ビジョントレーニングとは
ビジョントレーニングとは見る力を高めるトレーニングのことです。
眼球を動かす筋肉である眼筋を鍛えることで両目を使って目標物を正確に捉え、目からの情報を脳で処理して体を動かす運動機能を向上させるなどの効果があります。
アスリート、スポーツ選手のパフォーマンス向上、発達期の子供の視覚機能の向上、発達障害の子どもの学力・運動能力の向上、ディスクレシア(識字障碍)の治療などに有効であるとして、日本でも導入が広がりつつあります。

見る力
見る力とは、いわゆる視力ではなく、目で見たものを判断し行動につなげることを指します。
ものを見る力は徐々に発達し、通常は6歳くらいまでに土台ができあがります。しかし、何らかの理由でうまく発達しない場合、小学校に入ってから学習でつまずき、原因がわからないままに勉強ができないとか、運動ができないと自信を失くしてしまうこともあります。
実際に視覚機能の問題により本が読みにくかったり、文字が書けなかったりすることに気づかずにいるというケースも多いのではないでしょうか。

見る力には以下の8つの力に分類
1.静止視力      止まっている目標を見る能力
2.DVA動体視力    横方向の動きを識別する能力
3.KVA動体視力    前後方向の動きを識別する能力
4.コントラスト感度  色の明暗を鋭敏に識別しる能力
5.眼球運動      眼球をすばやく正確に動かす能力
6.深視力       正確に距離を認識する能力
7.瞬間視       瞬間的に多くの情報をつかむ能力
8.眼と手の協応動作  眼で見たものに素早く反応する能力

発達障害とビジョントレーニング

特に発達障害と視覚機能の困難さにおいては関係性が強いといわれています。
学習障害(LD)、注意欠陥・他動性障害(ADHD)といわれるお子さんの中には、視覚機能の問題がみられることが多くあります。
ADHDは、脳の前頭葉の神経伝達の問題ともいわれており、前頭葉でコントロールする眼球運動は、ADHDのお子さんにとって前頭葉のトレーニング・注意力のトレーニングにもなると考えられます。また、自閉的傾向があるといわれているお子さんのなかにも、視覚機能の問題がみられることがあります。
早い段階でビジョントレーニングを取り入れることができればお子さんのやる気や自信を育むことができるのではないでしょうか。


キッズeスポーツシステムでは、このビジョントレーニングをサイバープログラムとして活用することができます。
映像の中で動く目標物をとらえ追従していきますので、眼球運動となります。さらに近づいてくる目標物や逃げていく目標物を追うことで動体視力(DVA,KVA)を養い、目標物を足で踏んだりすることで、目と体の協応動作を養なうことにつながります。
そして何よりお子さん自体が自主的に参加したくなる楽しさ、複数で楽しめる遊びのを通して見る力を養うことにフォーカスいただければ幸いです。